野菜への栄養の与え方と、植物が栄養分を吸収する仕組み! 美味しくて甘く大きい野菜作り
野菜への栄養分の与え方はどのようにお考えでしょうか?
野菜はそれぞれ特性が異なるため、必要とする栄養分の分量が違います。
【栄養を与える分量】
野菜それぞれに合った適切な分量を与えることはとても手間がかかるので、
様々な種類を育てている方はそこまで気にしません。
大抵は、様々な栄養分が混ざった肥料を多めに与えれば済みます。
野菜は吸収する栄養分の量は決まっています。
皆様が思っている以上に、吸収する栄養分の量は少ないと思います。
【美味しくて大きく実らせるために】
野菜に必要な分量の栄養分を与えなければ、実が小さかったり、
一つの苗に実る数が少なくなってしまいます。
適切な分量の栄養分を与えるのは、他の人が作る野菜よりも美味しく、
一つの苗で、大きくてたくさんの野菜を実らせるためです。
【植物が栄養を吸収する仕組み】
土の栄養分が水に溶けて、根っこの先から栄養分を吸収します。
また、土の中にいる微生物が水に溶けた栄養分を吸収し、微生物が出す糞は植物の栄養分になります。
土に含まれている栄養分を微生物が分解することで、植物に必要な栄養分が新たに作られます。
水を植物にかけることはほとんど必要なく、土にかけることによって、土の栄養分が水に溶け、栄養分は上から下へ流れて行きます。
栄養分を吸収するのは根っこの先ですから、根っこの先に水に溶けた栄養分が行き渡る場所に、追肥の肥料を入れる必要があります。