「決められる」ようになれば、劇的に自分を変えられる!【決断力】
「悩んでしまい決断することができず行動できない」「プロジェクトの戦略をなかなか決められない」などと、決めることができず悩んでいませんか?
人生は意思決定の連続で、「決める力」がつけば、問題の9割は解決したも同全です。
「決められる」ようになれば、行動する力、リーダーシップ、自己肯定感が高まる、自信がつく、頭の回転と意思決定のスピードが高まる、先延ばしグセがなくなる、不安やストレスがなくなる、といった劇的に人生を変えられる効果があります。
今回、藤由達藏さんの著書『結局、「決められる人」がすべてを動かせる』をもとに、「決断力」について解説していきます。是非最後までご覧ください。
決断できない人は、不安をつくるクセがある!
決められない人の多くに、「相手に迷惑をかけたらどうしよう」「上手くいかなければどうしよう」などと、不安をつくるクセがあります。
心配したり不安に思っていると、キリがありません。
不安になってしまうのは、「決めない」ことが原因です。
「決めない」ことを自分で選択し、決めないから不安に苛まれているのです。
悩んで決められない人は、「頑張って一歩踏み出さなければ」と考えつつ、決断しないことを決断し、思考の堂々巡り状態に陥ってしまっているのです。
他人に対する心配や不安が決断を妨げる!
人間関係で、他人に心配・不安・恐怖を抱えていませんか?
心理学者のアルフレッド・アドラーは、「全ての悩みは、対人関係の悩みである」と言っております。
あなたが対人関係に悩んでいるのだとしたら、実際のところ別にどう感じるかは自由です。
人の目を気にし過ぎる必要はありません。
ベストセラーの『嫌われる勇気』(岸見一郎・古賀健著)には、自分を大事にするために「嫌われる勇気」を持つ重要性が説かれています。
未来に対して不安になってしまうのは、期待したりワクワクしながらも、未確定の事象に不安を感じてしまっているのです。
嫌われる勇気 自己啓発の源流「アドラー」の教え [ 岸見一郎 ]
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「8:1:1の法則」
元メジャーリーガーのイチロー選手は、「準備というものは、言い訳の材料となり得るものを排除するために考えるすべてをこなしていくこと」とおっしゃっています。
決断するには、決断するにあたっての「言い訳の材料」となるものを排除すること、いわゆる「準備」のことです。
ここで、行動に移るのに大事な、「準備・決断・行動」の関係について解説します。
[準備:決断:初動=8:1:1]
周到なる準備をしたうえで、決断でき、実行に移る第一歩の行動ができるのです。
準備なしで、決断をして行動に移るという人もいるでしょうが、大抵は失敗に終わってしまうでしょう。
準備をするからこそ決めることができ、行動してからも順調に進むことができ良い結果につながるのです。
決められると、気分のコントロールがうまくなる!
行動したくても、決められず動けないという方がいると思います。
そのような方は、現在・過去・未来にとらわれてしまい、恐怖と不安で思考を停止させてしまい、決断を鈍らせているのです。
過去の辛い経験や失敗が忘れられず、心を奪われていると、前向きな決断ができず、ネガティブで暗黙の未来に縛られていると、そのような未来を引き寄せてしまいます。
そのため、明るい未来を引き寄せるために、気分のコントロール方法を身につけましょう。
【気分を変えられる5原則】
- 気分は変えられる
- 感情表現(言葉・表情・動作)
- 思い出す
- 思い描く
- 環境を変える
上記のような気分を変えられる5原則により、ポジティブな表現を考えられるようになることで、気分のコントロールをできるようになります。
決断を繰り返すことで自信を高められる!
すぐ決断し、行動していくと「自己肯定感」を高められます。
しかし、「自己決定感を失われた場合、喪失感と無力感を覚え、何もできなくなってしまう」のです。
コロンビア大学ビジネスビジナススクールの教授であるシーナー・アイエンガーさんの著書『選択の科学』(櫻井裕子訳)でも述べられています。
決断できないでグズグズしていると、次第に自分のことが嫌になってしまうのです。
もしも自分のことを嫌にならない人は、「しない」ことを決断しているのです。
自ら判断して前向きに決断していければ、自分を肯定できるようになり、意思決定に「自信」がついていきます。
そして、自信を満ちて仕事に取り組められれば、「やる気」が高まり、「自己決定感」と「自己肯定感」と「自己信頼感」の3つの自信を持てれば、どんな行動も起こせるようになると、筆者の藤由さんはおっしゃっております。
コロンビア大学ビジネススクール特別講義 選択の科学 [ シーナ・アイエンガー ]
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決断力を身につけ自分を変えよう!
決断することに、過去や未来、他人に対して気にし過ぎないようにし、気分のコントロールをしてポジティブに考えるようにすることで、自信を持てるようになります。
普段から小さな決断をする場数を踏むようにし、速やかに決断できるようになれば、仕事のスピードが上がりよい結果につながるでしょう。
今回、藤由達藏さんの著書『結局、「決められる人」がすべてを動かせる』について解説しまいたが、著書には他にも決断する方法についてたくさん書かれていますので、より「決断力」を身につけたい方は、著書を読むことをオススメします。
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